仕事で行ったパリ。延泊することを決め、一人残された9日目の朝、ボージュ広場の木の下で読書をした。そんな自分に酔いしれていたら、次第に感慨深くなり、気付いたら寂しくなっていた。どうしてもパスタを食べたくなり、ホテル近くのイタリアンでボンゴレとよく冷えた白ワインを飲んだ。あまりに美味しくて、何かが私の琴線に触れて涙が流れた。