PHILOSOPHY OF ESSBY
KYOKO HASEGAWA
約4年前、ブランドをスタートした時期は
自分を大事にしたい、労わりたい、
という感情を強く抱き始めたタイミング。
世の中の流れもあり、外側に向いていた意識が
内側に向き始めた頃でした。
肌に一番近い存在のランジェリーを通して、
「自分を愛すること」=「Self-Love」
と向き合ってみたい。
そんな想いから、ESS BYは歩き始めました。
向き合い続けて気付いたことは、
自分を愛する、ということの自由さ。
自分のアイデンティティを受け入れ、
自分を肯定することができれば、
他人のことも認められるし、受け入れられるようになる。
肩に力を入れて独りよがりに自分を愛するのではなく、
もっと開放的に自分を愛する感覚。
軸になる 、自分のアイデンティティ。
それは“自分を取り巻く環境すべて”によって育まれます。
日々纏うもの、触れるもの、包まれるもの......
すべてに自分が関わっていて、
自分が作り出せるものだからこそ
何を選択するかによって自分の生き方の“背景”が変わる。
見た目の服装だけでなく、
自分の住まいをどうしようか?
自分にとって心地がいい空間とはどんな空間か?
身の回りに置きたい自分が好きなものとは、
どんなものか?
そんなことを考えながら、
自分を少しずつ知って、選択して。
その過程で、自分の個性が生まれていきます。
2025年にリスタートしたESS BYは、
纏うものだけでなく、空間を彩るものも含めて、
自分という個性を味わうための
ラインナップが広がりました。
個性を知ると、欠点も見えてくることがあります。
ESS BYのアイテムは、
時に纏うのに勇気がいる、
と感じる人もいるかもしれません。
なぜなら、ESS BYの服は欠点を隠せないから。
それはつまり、自分の個性しか出ない服、
ということでもあります。
欠点、というのは見方を変えれば長所。
ESS BYの服は一見シンプルに見えますが、
素材感 、シルエットのメリハリなど 、
女性の体のラインが最大限美しく見えるよう、
細部までこだわって作っています。
計算し尽くされたデザインで底上げされる女性らしさと、
纏うことで活かされる自分の欠点=強み。
ESS BYの洋服は自分を隠すための鎧ではありません。
自分を開放するための洋服です。
自分の個性を受け入れて纏うことによって、
唯一無二のその人しか出せないムードが出る。
それは他の誰かが真似できることではありません。
ただ、自分であるだけでいい。
そして選択し、纏うことで 、
自分らしさを さらに味わえる 。
それって最高だと思いませんか?